【南関東競馬】プレティオラス復活V

 「デイリー盃大井記念・S2」(20日、大井)

 4番人気のプレティオラスが、後方待機から、直線で大外一気の強襲を決めて快勝。3個目の重賞制覇を飾り、デイリー盃と優勝賞金2200万円を獲得した。2着は3馬身差でユーロビート、3着には伏兵のスコペルタが食い込んだ。上位2頭には「帝王賞」(6月24日・大井)への優先出走権が与えられた。

 待望の再復活劇。プレティオラスが約1年半ぶりの重賞制覇を成し遂げた。2012年の東京ダービー優勝馬は、当時をほうふつさせる末脚を発揮。鞍上の本橋孝は「2角で焦ることなく、馬のリズムで行った」を相棒をたたえた。

 道中は最後尾から2番手。定位置の後方待機から3角過ぎで進出すると、直線で大外へ持ち出して一気にはじけた。「何回も乗せもらって、馬のことを信じるだけで、道中もそうだった。返し馬での状態が良かった」と本橋孝。今回は本来の手応えが戻っていた。

 管理する森下淳師も「気持ちのいい勝ち方ができてうれしい。力もつけてきたのを確認できた」と胸をなで下ろす。帝王賞へは「ここをピークに持ってきていたので、状態次第で」と明言を避けたが、ファンの多い南関東屈指の個性派が輝きを取り戻した。

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