【福島牝馬S】サルサ待望の重賞初V

 「福島牝馬S・G3」(25日、福島)

 3番人気のスイートサルサが直線で力強く伸びてV。レースレコードで待望の重賞初制覇を飾り、ヴィクトリアマイル(5月17日・東京)への優先出走権を獲得した。

 一番の勝因は好スタートを切れたことだろう。田中勝も「これまで10戦続けて騎乗したなかで一番いいスタートだった。真ん中の理想的な位置を取れた」と会心の笑み。昨夏の中京記念(サダムパテック)以来となる自身の重賞V(福島では03年七夕賞=ミデオンビット以来)を喜んだ。

 もともとゲート内で立ち上がる癖があったが、精神面の成長と厩舎スタッフの努力で改善し、ついに実を結んだ。最後は上がり3F34秒9の末脚で、粘り込むリラヴァティを首差かわした。菊川師は「メンバー的には格上だと思っていた。あとはスタートが決まればと思っていたが、うまくいったね」と満面の笑みを浮かべた。

 G1の大舞台へ向けても「もともと東京で実績(全5勝のうち3勝)がある馬。これで胸を張って挑めます」と力強く言い放った。

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