【日経賞】フェノーメノ心配な点なし

 「日経賞・G2」(28日、中山)

 天皇賞・春の3連覇を目指し、フェノーメノが復帰する。昨年後半の3戦(天皇賞・秋14着、ジャパンC8着、有馬記念10着)は見せ場すら作れなかったが「仕切り直しの一戦。いい競馬をしてもらいたい」と戸田師は巻き返しを狙う。

 最終追い切りは美浦Wで単走。終始馬なりのまま5F66秒7-38秒7-13秒1で駆け抜けた。走る気を前面に出し、スランプに陥った前3戦とは気配がまるで違う。よほど春の気候が合っているのだろう。馬体の張りも明らかに違う。

 戸田師は「2週前と1週前にジョッキー(戸崎圭)が乗って、とてもいい併せ馬ができている。休み明けになるが、状態は万全だ。心配な点はない」と断言。復活へ向けてムードは盛り上がっている。

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