【中山牝馬S】サルサ熟女になった

 「中山牝馬S・G3」(15日、中山)

 馬名の通り、軽快なステップで美浦Wを駆け抜けた。スイートサルサは11日、馬なり調整で4F52秒4-39秒0-13秒0。田中勝が3週連続で追い切りに騎乗したことで力の入りようが分かる。ここ目標に仕上げは万全。初タイトル奪取へ大きく前進だ。

 田中勝は「前はキャンギャルみたいにとがっていたが、だいぶ丸くなった。熟女らしいというか、落ち着きが出てきた」と気性面の成長を第一に挙げる。

 中山を走るのは3歳のフェアリーS5着以来。実戦での右回り経験はその1度だけだ。菊川師は「あの時は追って内にもたれたが、ソエが出たり万全ではなかった。調教は右回りの時が多いが、普通に走っているから」と全く気にしていない。

 舞台は内回りの1800メートルでハイペースの展開になりがち。差し、追い込み馬の活躍するレースだ。「重賞に手の届くところまで来ていると思う。何とか獲らせてあげたい」と菊川師。機は熟したようだ。

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