【チューリップ賞】ドンキ滑らかな動き

 「チューリップ賞・G3」(7日、阪神)

 阪神JF2着のレッツゴードンキは4日、栗東坂路で馬なりだったが、滑らかなフットワークで存在感を示した。

 2歳女王のいないここは負けられない。阪神JF2着のレッツゴードンキは、栗東坂路で滑らかなフットワークを披露。しっかりと存在感を示した。

 馬なりのまま4F55秒4-39秒1-12秒1のタイムに、「先週CWで長めから追っているので、反応を確かめる程度。落ち着きがあるし、予定通りにきています。最後追っていれば、11秒台が出ていたと思います」と梅田師はうなずく。

 前走時から、掛かりやすい馬に効果的とされるトライアビットというハミを装着した。ショウナンアデラの半馬身差2着に敗れはしたが、以前よりも我慢が利くようになってきたことは確かだ。「リフレッシュ放牧から帰厩してきて、大人になりました。背も伸びましたからね」と指揮官は、イメージ通りの成長ぶりに目を細める。

 新馬戦V以降は、3戦続けて重賞にチャレンジして3、2、2着。コース形態を問わず、しっかりと力を発揮してきた。その類いまれな安定感は、大きな武器と言えそうだ。「上手に折り合えれば、しまいは伸びてきますからね。今回も折り合いだけだと思います」と力を込める。課題を完全解消して桜の舞台に立ちたい。まずはトライアルでしたたかに舞って見せる。

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