【弥生賞】エンブレム自信満々

 「弥生賞・G2」(8日、中山)

 新馬、札幌2歳Sを連勝した後、朝日杯FSは7着に敗れたブライトエンブレム。スタート直後にダッシュがつかなかったことも痛かったが、小島茂師は「距離でしょう。(外回りの)阪神の1600メートルならと考えて行ったが」と残念そうに振り返る。今回もハイレベルな戦いとなるが「2000メートルなら。3着は外さないでしょう」と皐月賞の出走権獲得へ自信満々だ。

 中間にヒヤリとするアクシデントもあった。2月25日の朝に左トモを痛がるそぶりを見せたという。幸い痛みはすぐ引いて、翌日に馬なりの1週前追い切り。さらに3月1日には併せ馬で一杯に追われ、力強く先着して不安を吹き飛ばした。

 あと気になるのは天気と馬場だ。今週末もぐずつきそうな予報。力の要る札幌の洋芝で重賞勝ちしたパワフルなタイプとはいえ「分からない。もっと(道悪が)うまい馬がいるかもしれないし」と半信半疑だ。

 だが、泣き言ばかり言っていられない。「与えられた天気と馬場でやっていくしかない。本番は次だが、甘い作りにする気はない」と指揮官。すっきり勝って楽しみを先へつなげたい。

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