【弥生賞】シャイニング無傷王手だ!

 「弥生賞・G2」(8日、中山)

 デビューから無傷2連勝でホープフルSを制したシャイニングレイが、万全の態勢で始動する。栗東坂路の1週前デモでは、4F50秒8の自己ベストをマーク。躍動感のある動きで、好気配を伝えた。高野師は「ここまでは順調に来ています。あばらの周りの無駄な肉も取れてきました」と、2歳時よりも進化した姿に手応えは十分だ。

 前走が圧巻だった。スムーズに好位に取りつくと、最後の直線でも力強い末脚を放って完勝。新馬戦からコンビを組む川田も「2回目で、中山まで輸送して、いろいろとしんどい部分もあったでしょうが、無事にこなしてくれました。2戦ともこれだけ上手に競馬をしてくれているし、現時点で特に言うことはないですね」と最大級の賛辞を贈った。

 同時に、パートナーには無限の可能性も感じている。「もっと良くなる馬だと思う。今回はクラシックに向かうためのレース。いい経験になってくれれば」と期待は大きい。勝てば、05年の父ディープインパクト以来、史上17頭目となる無敗の皐月賞馬誕生に王手がかかる一戦。自らの力強い走りで、新たな栄光への道を切り開く。

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