【きさらぎ賞】ポルトにユタカ好感触

 「きさらぎ賞・G3」(2月8日、京都)

 名手も納得の動きだった。ポルトドートウィユは28日、栗東坂路を2本。1本目で4F76秒2と体をほぐすと、2本目は新コンビの武豊が騎乗し、ハギノナトゥーラ(3歳未勝利)との併せ馬を行った。ラストで気合をつけられると、力強くストライドを伸ばす。追走したため最後は手応えで見劣ったが、4F51秒7-37秒5-12秒6の好時計で併入した。

 かつて父ディープインパクトに母ポルトフィーノ、さらに祖母エアグルーヴの主戦だった鞍上は「乗り味のいい馬。きょうはビッシリやった。未勝利馬にあおられたけど、いい馬。素直だし、乗りやすいよ」と好感触をつかむ。高野師も「動きは良かったですね。きっちりとやりたかったし、いい反応をしてくれました。思っていたよりいい動きでした」と合格点を与えた。

 中間は放牧を挟んだが「腰回りの肉付きが良くなり、全体的に成長した」と師は手応えを口にする。ホープフルS勝ちの僚馬シャイニングレイに続く重賞Vへ-。さらに状態を上げ、タイトル奪取に挑む。

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