史上初!世界年間ランクでジャスタ1位

 日本競馬史上初の快挙だ。20日に発表された14年度のワールドベストホースランキングで、昨年のドバイデューティフリーなどを制したジャスタウェイ(牡6歳、栗東・須貝=引退)が栄えある年間1位の座を獲得。2位もジャパンCを圧勝したエピファネイア(牡5歳、栗東・角居)で、日本馬による“世界ワンツー”となった。

 日本が誇るスターホースに、特大の勲章が加わった。20日、IFHA(国際競馬統括機関連盟)が発表したワールドベストホース年間ランキングで、ジャスタウェイが130ポンドを獲得。日本調教馬史上初となる年間単独1位に輝いた。

 昨春のドバイデューティフリーをレコードタイムで圧勝。当時6戦無敗のウェルキンゲトリクス(南ア)を6馬身1/4差でぶっちぎった。この時のパフォーマンスが高く評価され、4月発表のワールドベストホースランキングで単独首位に。帰国初戦の安田記念も勝利し、世界1位の実力を改めてアピールした。

 その後は凱旋門賞8着、ジャパンC2着、そしてラストランの有馬記念は4着とVには恵まれなかったものの、世界No.1の看板を最後まで守り抜いた。かつてディープインパクトが06年度7月の中間発表で1位タイ(125ポンド=最終的には127ポンドで年間4位)となったことはあるが、年間1位は日本馬として初の快挙。13年度のオルフェーヴルも129ポンドで3位までだった。

 世界的名馬と肩を並べたジャスタは現在、父ハーツクライとともに北海道安平町の社台スタリオンステーションでけい養中。国内外で活躍する二世を輩出するべく、種牡馬として優秀なDNA継承の使命を全うしていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス