JC1着賞金3億円に 15年度予算議決
JRAの経営委員会が21日に東京港区の六本木事務所で開かれ、15年度の収支予算、事業計画などが原案通り議決された。
来年の開催日割り、重賞日程は10月20日に発表済みで、この日は賞金が発表された。ジャパンCと有馬記念の1着賞金を5000万円増額し各3億円、2億5000万円とする。来年のジャパンCの1着賞金は現在の為替レート換算で世界7位に。春秋の天皇賞と宝塚記念は1800万円増で各1億5000万円となった。他のG1レースは据え置く。
競走事業費は本年度比102・6%。一般レースも含めて古馬の芝中長距離路線の充実を図るため、重点的に賞金をアップしたという。全体では2兆4950億円余と、本年度比104・0%の予算を組んだ(勝馬投票券発売収入見込みは103・5%)。
番組面での主な変更はワールドスーパージョッキーズシリーズの移設。来年は夏の札幌競馬で行うことが正式に決まった。