【競輪】引退の郡山氏「30年間充実」

 大阪を代表する競輪選手として、長くS級で活躍した郡山久二さん(50)の引退パーティーが19日、大阪市内のホテルで選手仲間、関係者など約100人が集まって行われた。

 「約30年間、いろんな人に支えられて充実した競輪生活を送ることができました」とあいさつ。今後は後身の指導にあたりながら競輪界を支えていく。

 郡山さんは日本競輪学校55期生で85年5月に岸和田でデビュー。91年共同通信社杯(平塚)、01年ふるさとダービー武雄を制するなど、近畿地区を代表する追い込み選手としてG1、G2など特別競輪で活躍。G1は獲れなかったが、89年高松宮記念杯(びわこ)決勝2着、91年全日本選抜(久留米)決勝3着などがある。今年6月24日に選手登録を抹消した。通算成績は2384走348勝、優勝41回、獲得賞金8億7267万6455円。

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