【東京盃】ノーザンリバー重賞V5

 「東京盃・交流G2」(1日、大井)

 1番人気のノーザンリバーが7番手から直線で抜け出し、1分10秒2の好タイムで優勝。5つ目の重賞をゲットして、JBCスプリント・Jpn1(11月3日、盛岡)の優先出走権を獲得した。2着は半馬身差でドリームバレンチノ、3着はセイクリムズンでJRA所属馬が上位を独占した。

 着差以上の完勝だった。単勝1・4倍に支持されたノーザンリバーが、大井の長い直線をパワフルに走り抜けて、交流重賞3勝目を挙げた。

 サトノタイガーが逃げて、前半3Fは33秒8の猛ラップ。それでも、鞍上の蛯名に不安はなかった。「休み明けでも、しっかり牧場と厩舎の人たちが仕上げてくれていたので、安心して乗っていられた。後ろに差されないように注意は払った」。リバーは中団で追走し、直線で外へ持ち出すと一気に抜け出した。

 この勝利で順当にJBCスプリントの出走権を獲得。蛯名は「ここを勝って本番に行きたかった。いい形でクリアできたので、本番でも期待にこたえたい」と盛岡での必勝を誓った。

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