【新潟2歳S】アヴニール重賞初Vへ

 「新潟2歳S・G3」(31日、新潟)

 昨年は1着ハープスター、2着イスラボニータと、のちの桜花賞馬、皐月賞馬がワンツー。今年も新馬戦をインパクト十分のレースぶりで勝ち上がったディープインパクト産駒の素質馬アヴニールマルシェが、連勝での重賞初Vを狙っている。

 藤沢和師は初戦を「2着馬にやられたと思ったが、あそこから勝つのだからたいしたものだよ」と絶賛する。前半5F通過が65秒3。新馬戦特有の超スローで、差し馬には厳しい流れだったにも関わらず、メンバー最速の上がり3F33秒9を駆使して後方一気の差し切りVを決めた。騎乗した北村宏も「2着馬と馬体を併せたら体が沈んで伸びてくれた」とスケールの大きさを実感したようだ。

 2着のロジチャリスが次戦で3馬身半差の完勝を決めたことで、さらに初戦の価値は上がった。出世レースを制してクラシック候補へと名乗りを上げる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス