【安田記念】グロリアス雰囲気上々
「安田記念・G1」(8日、東京)
変わらないことが一番だ。12年14着、13年11着に続く3度目の安田記念挑戦となるグロリアスデイズが5日、東京ダートで追い切りを行った。馬なりの内容で3F40秒6‐13秒0をマーク。サイズ師は「日頃やっているトレーニングと同じような形で行ったが、雰囲気は良かった」と胸を張る。
来日してからは5月30日と6月2日に千葉県白井市の競馬学校のダートで時計を記録。2日にはラスト1F11秒9の好タイムを記録した。「2日の動きはピリッとしていた」と師。続けて「馬も場所を覚えていて、調整はしやすかった。好調だよ」と声を弾ませた。
指揮官にとって安田記念は6度目の挑戦。過去には08年にアルマダで2着の実績があり、日本通としても知られている。「これまでウオッカ(08年優勝馬)に始まり、昨年の覇者ロードカナロアまで見てきたが、日本馬のレベルは高い。今年もジャスタウェイという強い馬がいるから」と分析。それでも「この馬の本当の姿を見せてくれれば、結果もついてくるはず」と前を向く。
昨年の香港マイルを制しているように実力は折り紙付き。香港のトップマイラーが06年ブリッシュラック以来の外国馬Vを狙う。