【ダービー】リヴェール福永と初制覇へ
「日本ダービー・G1」(6月1日、東京)
ダービーに挑む2歳女王レッドリヴェールが14日、栗東坂路で力強いフットワークを披露。「乗りやすい。馬場は重かったが、いい感じで走るね」。初コンタクトを終えた福永が満足そうにうなずいた。
ローブティサージュ(4歳オープン)を後ろに従える形でスタート。残り1Fで僚馬が必死に追撃を図ったが、福永の手綱は動かない。差を全く詰めさせないまま、余力たっぷりに1馬身先着してみせた。刻んだタイムは4F52秒9‐38秒7‐13秒2。4Fの数字は桜花賞の最終追いと並ぶ自己ベストだ。須貝師は「いいね。前走(桜花賞2着)後のメンテナンスに時間がかからなかったし、馬がしっかりしてきた」と声を弾ませた。
目指すは07年ウオッカ以来、7年ぶりの牝馬V。鞍上にとってもダービー初制覇がかかる一戦だ。「プレッシャーはない。(自然体の騎乗でドバイデューティフリーを勝った)ジャスタウェイみたいに乗れれば」。牡馬を倒し、悲願達成といく。