【皐月賞】ワールド充実、池江師手応え

 「皐月賞」(20日、中山)

 キングカメハメハ産駒らしい勝負根性で大接戦となった弥生賞を制したトゥザワールドが、4連勝の勢いを駆って1冠目に挑む。

 「思っている以上に良くなっています。成長力がありますね」と池江師。重賞5勝馬の全兄トゥザグローリーを管理し、助手としてもG1馬の母トゥザヴィクトリーにも携わるなど、この血統を知り尽くした指揮官でさえ、目を丸くするほどの充実ぶりだ。本番と同舞台の弥生賞を「器用に走ってくれて、着差以上に強い内容でした」と振り返る川田。内回りを克服するのに必要不可欠な自在性を見せ、愛馬への信頼感は一戦ごとに増している。

 全休日の14日朝、手入れを終えた中沢助手は開口一番、「良くなっています」と笑顔。歴史的名馬がターフを去った池江厩舎に、トーセンスターダムとともに現れた新星はその名の通り、やがては“世界へ”という野心を胸に秘める。桜花賞で圧倒的人気に応えた川田を背に、ポスト・オルフェーヴルに名乗りを上げる。

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