【ユニコーンS】サマリーズ砂は無敵
「ユニコーンS・G3」(16日、東京)
存在を忘れるな。サマリーズは全日本2歳優駿など、ダートでは3戦全勝。メンバー唯一のG1ホースが、砂上で再び輝きを取り戻す。
フィリーズレビュー、桜花賞と、芝での近2走は(16)(18)着と振るわなかった。牝馬にとって桜花賞は一生に一度の晴れ舞台。18頭だけが手にできる出走のチャンスを得て目指さない訳にはいかない。「体つきも走法もダート向き。半信半疑だったけど…」。藤岡健師が振り返るように、芝適性に自信を持って参戦した訳ではなかった。
もう迷いはない。「今後の方向性がはっきりとした」。ダートひと筋を宣言するトレーナーにとって仕切り直しとなる今回は結果が求められる。2カ月ぶりの実戦となるが「何カ月も休んでいた訳じゃないから問題ない」と仕上がりに胸を張る。追い切りで感触を確かめた新コンビの内田博も「乗り味がいい。やはりダートでしょう」と手応えをつかむ。
逃げてよし、差してよしと、どんな流れにも対応できる。「ハナにはこだわっていないし、自在性が強み。ダートなら違う。チャンピオンだからね。ダートG1馬に恥じない競馬をしてくれると思う」と指揮官も力が入る。砂の2歳王者が改めてその力を誇示する。
