【中山牝馬S】シルエット有終V決める

 「中山牝馬S・G3」(10日、中山)

 繁殖シーズンの本格化を前に、多くの名牝が中山牝馬Sを引退戦に選んできた。最近では07年マイネサマンサ、09年キストゥヘヴンが有終V。勝ち切れなかったがハッピーパスも04年に2着で現役生活を締めくくった。今年はスマートシルエットが引退戦として臨む。

 3歳夏に2連勝して、この世代有数の上がり馬として臨んだ府中牝馬Sで3着。すぐにでもタイトルに手が届くかと思われたが、いまだに重賞の勲章はない。このままでは終われない陣営は、ラストチャンスにかける。

 追い切りは6日の栗東CW。1000万下の僚馬に追走させて馬なりのまま振り切った。大久保龍師は「先週しっかりやっているのでサラッと。使ってガラッとというほどではないが、上積みはある。天気で馬場がパンとしてくれたらいいところがある」と仕上がりに自信の表情。良馬場が前提となる一頭だけに、週末の好天を祈っている。

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