【セントレジャー】キャメロットは2着
「セントレジャー・英G1」(15日、ドンカスター)
夢の日英3冠馬対決は実現ならず。凱旋門賞の最有力候補と目されていたキャメロット(牡3歳)は2着に終わり、70年ニジンスキー以来、42年ぶりの英クラシック3冠を逃した。勝ったのは伏兵馬エンケ。重賞初勝利をG1で果たした。
オルフェーヴルの最大のライバルが、まさかの黒星だ。ニューマーケットの英2000ギニーでは接戦を制し、エプソムでの英ダービーでは後続を引き離す快勝で2冠を達成。続く愛ダービーでも勝利を収めて無敗の5戦5勝で臨んだが、ドンカスターでは圧倒的な1番人気を裏切る格好に。約2920メートル、長丁場のラストには3/4馬身差の厳しい結末が待っていた。
バルザローナ騎乗のエンケは中団のインを進んで、直線では馬場の真ん中へ持ち出した。一方、後方追走から内に進路を取ったキャメロットは前が壁になって、追撃が遅れる。勝ち馬が先に抜け出したあと、鞍上のオブライエンを背に脚を伸ばしたが、最後まで馬体が合うシーンはなかった。
レース後、オブライエン師は「ペースメーカーをつけなかったのが失敗だった。このあとの予定については全く分からない」と肩を落とし、今後についての明言をしなかったが、失意の3歳馬は父モンジューが99年に頂点に立った舞台へとかじを切るのか。その動向に注目が集まる。なお、エンケは凱旋門賞には参戦しない見込みだ。
