【小倉記念】トーセンラー、好ムード

 「小倉記念・G3」(8月5日、小倉)

 11年きさらぎ賞以来のVへ、トーセンラーが初めて南国の舞台を踏む。前走の七夕賞では鼻差の2着。藤原英師も「いい脚で伸びたけどね」と惜敗を悔しがる。栗東CWでの1週前追いでは岩田を背に楽に先着。昨年の3冠ロードを完走した実力馬が、2度目のGタイトル獲得へ好ムードだ。

 中京で準オープン戦を制し、ダノンバラードが再び重賞に矛先を向けてきた。舞台は小倉に変わるが「右回りはより安心できる」と池江師は期待を込める。14番人気の低評価に反発するように接戦を制した七夕賞のアスカクリチャン。橋本助手は「距離を延ばして正解でした」と振り返る。勢いに乗って重賞連勝へ。

 今年はひと息の戦績が続くエクスペディションだが、昨夏の小倉で1000万下、準オープンを連勝。得意の季節、舞台で復活を描く。一頓挫があったエーシンジーラインは、2月の小倉大賞典の覇者。先行力の生きる開催2週目、コース巧者だけに状態さえ整えば好戦が期待できる。3年連続参戦のナリタクリスタル、地力のあるゲシュタルトも当然侮れない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス