「新潟2歳S・G3」(5日、新潟)
話題では負けても、結果は別だ。デビュー戦で鮮烈Vを飾ったリーサムポイントが1日、美浦坂路で最終追いを消化。陣営は動きに合格点を与え、デビュー2連勝での重賞Vへ意欲を見せた。
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大物感たっぷりの内容で初陣を飾ったリーサムポイントは、美浦坂路でプリンセスキナウ(2歳未勝利)を2馬身追いかける形でスタート。間隔を維持しながら、残り2Fで仕掛けを開始。それでも俊敏な反応を見せないのは、気性的な幼さゆえか。ゴール前でようやく闘争本能に火がつき、最後は並入で格好をつけた。
4F54秒7‐39秒4‐13秒0。平凡な時計、見栄えのしない内容にも、大江原師は柔和な笑みを浮かべる。「追いつきそうだったけど、フワフワしていた。最後になってガツンと来た感じ。気難しい馬だから」。デビュー戦の前もド派手なデモンストレーションを見せていなかった。いわゆる実戦型。「前走よりテンションが上がっていることもない。動きも問題なかった」と総合的に見て合格点を与えた。
トレーナーの余裕にはほかにも根拠がある。「きょう、内田(博)君と話をしたんだ。この馬のことはすべて分かっているよ」と言う。前走に続いて騎乗する関東のトップジョッキーは、気性的な難しさを把握済みで「前走は抜け出してからも楽に突き放した。ただ急にスイッチが入る時があるんだ。どう折り合いをつけるか」と語っており、危うさが本番で表面化する可能性は少ない。
3馬身差の圧勝だった新馬戦から、能力は折り紙付き。期待値の高さは「今年は今回を入れてあと2戦の予定。来春を考えると、2歳の時期に無理はしたくないんだ」というトレーナーの言葉に込められている。大目標であるクラシック戦線へ向け、まずは新潟チャンプを奪取。その足固めといきたい。







