「小倉2歳S・G3」(5日、小倉)
巻き返しへ。小倉2歳王者の座をめぐる争いの最終追い切りが1日、行われ、栗東坂路でブラウンワイルドが、迫力十分のフットワークで猛アピール。僚馬エーシンブラン(新潟2歳S出走)に2馬身半の先着を決めて、万全の仕上がりを見せつけた。
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全身から闘志をにじませながら、ブラウンワイルドが栗東坂路を力強く駆け上がる。新潟2歳Sに出走するエーシンブランと馬体を並べながら、押さえ切れない手応えで終盤へ。軽くゴーサインが入ると、相手を突き放し2馬身半の先着を決めた。時計は4F52秒2‐計不‐12秒7。最後まで脚色に乱れもなかった。
予定より数字は速くなったが、好調の証しでもある。またがった浜中も「最後の1Fは(手綱を)引っ張るのを緩める程度。1頭になってからもしっかりと走っていた。動きは良くなったし、だいぶ気合は乗っていた。前走よりはいい」と上積みを感じ取っている。
1週前追い切りでは、栗東坂路で4F51秒3の自己ベストをマーク。ケイコでは目立たなかったが、使われながら前向きになってきた。坂口則師も「デビュー前に比べると、動けるようになったし、使って良くなっているね」と心身両面での上昇度に納得の表情だ。
デビュー戦でレコードVを果たしたが、続くフェニックス賞では逃げるシゲルキョクチョウを捕らえられずに2着に終わった。「ゲートで物見をして前に行けなかった」と前走を振り返った鞍上が口にしたのは、巻き返しへの思い。「前々でしぶとく脚を伸ばすタイプ。できれば、先頭集団につけて行きたい」と好位差しをイメージする。
初戦から8キロ増えていた馬体重も、2週連続の意欲的な攻めで引き締まった。「前走よりは絞れていると思うよ」と師は好仕上がりを口にした。小倉の2歳王者へ、照準はピタリ。前走の敗戦を糧にタイトルをいただく。







