「函館記念・G3」(25日、函館)
8歳馬サクラオリオンが、連覇に向けて順調な仕上がりを見せている。実戦は大阪杯11着以来となるものの、中間は入念に乗り込まれて上昇ムードだ。函館は初めてだが、同じ洋芝の札幌で好成績を挙げているだけに問題はない。
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衰え知らずの8歳馬が、北の大地にひときわ鮮やかな光を放つ。昨年の覇者サクラオリオンが6月17日に放牧から帰厩。大阪杯11着以来の実戦となるものの、中間は栗東でじっくりと乗り込まれ、連覇達成に向けてムードは高まっている。
8日は栗東DPで追い切られ、一杯に追うバーディバーディ(3歳オープン)を相手に終始楽な手応えのまま並入。6F80秒3‐36秒9‐12秒3をマークした。11日もDPで併せ馬を行い、馬なりでヤマニンウイスカー(4歳1000万下)と並入し、4F56秒9‐41秒1‐12秒8を計時。若い勢力を軽々といなして見せた。「帰厩したてのころはのんびりしている感じだったが、追い切るごとに雰囲気は良くなっているよ」と池江敏助手は上昇ぶりに目を細める。
高齢現役馬の多くがそうであるように、オリオンの競走歴も決して順風満帆ではなかった。16頭中3番人気に推されたデビュー戦は13着と大敗。3戦目で初白星を挙げたが、その後骨折により1年2カ月の戦線離脱を余儀なくされた。オープン入りを果たしたのは6歳を迎えた8月。7歳となった昨年は中京記念、札幌開催の函館記念で重賞を制した。「やはり年を重ねて落ち着いてきたね。行きっぷりがスムーズになり、折り合いもつくようになった」と仕上げ人は充実ぶりをアピールする。
通算37戦。意外にも函館は初めてだが〈2120〉を誇る札幌で洋芝適性は実証済みだ。「久々でも大丈夫なタイプだし、あとは自分の競馬をしてくれれば」。磨き上げられた熟練のフットワークで存在感をアピールする。







