函館スプリントSをレコード勝ちしたワンカラット(撮影・三好信也)
「函館スプリントS・G3」(4日、函館)
北の大地で輝きを取り戻した。2番人気ワンカラットが1番人気ビービーガルダンに2馬身差をつけて完勝。22年ぶりにレコードタイムを更新する1分8秒2をマークし、1年3カ月ぶりの重賞2勝目を獲得した。今後は夏のスプリント女王へ向けて突き進む。笠松から参戦したラブミーチャンはしんがりの15着に敗れた。
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過去10年で牝馬が7勝。“夏は牝馬”の格言が色濃く反映される一戦で、今年もワンカラットが牡馬をなで切りにした。
「スタートも出てくれたし、内にいいポジションがあいていた。きょうはただ捕まっていただけ。強かったですね」。この藤岡佑の言葉通り、完勝といえる内容だった。好位の内を確保し、直線では勝負アリの手応え。後続との差を一瞬で広げて、レコードタイムで重賞2勝目を手に入れた。
昨秋から休むことなく出走、今年も6戦目の厳しいローテ。主戦は熱い思いを口にする。「心身ともボロボロになっても走ってくれる。本当に頭が下がります。勝てて良かった。もっと上を目指せると思っていた馬だから」。05年以降、6年連続の重賞Vとなった自身の話題には触れず、愛馬に最大級の賛辞を贈る。
CBC賞3着に続き、スプリント戦での好走。福島で勝利を見届けた藤岡健師は、高い短距離適性に目尻を下げる。「あっさり突き抜けた。これでイメージ的にはスプリンターになっちゃったね。マイルの馬と思っているんだけど…。こうなるとサマースプリントシリーズに行くようになっちゃう」と“スプリント女王”を目標に掲げた。
今後は社台ファームへ放牧に出し、英気を養ってからキーンランドC(8月29日・札幌)を予定。今夏のワンカラットは北の大地で最高の輝きを放つ。







