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【フィリーズR】ラブミーチャン、豪快デモ

 主戦の浜口を背に順調に追い切られたラブミーチャン=笠松競馬場
 主戦の浜口を背に順調に追い切られたラブミーチャン=笠松競馬場

 「フィリーズレビュー・G2」(14日、阪神)

 オグリキャップ、ライデンリーダーに続け。“笠松の快速娘”が強烈デモだ。6戦全勝で昨年のNARグランプリ年度代表馬に輝いたラブミーチャンが、桜花賞を見据えたフィリーズレビューに登場する。9日、笠松競馬場で行われた最終追い切りでは、はじけるような動きで順調さをアピールした。

  ◇  ◇

 絶え間なく小雨が落ちる競馬場に、栗毛の馬体が現れた。地元の笠松が一丸となって送り出すラブミーチャン。多くの報道陣が見守るなか、快速娘の最終追い切りが行われた。2周ほどダクで体をほぐしたあと、鞍上浜口との“あうん”の呼吸で徐々に加速開始。ラストははじけるようなフットワークで駆け抜け、5F64秒2‐37秒4‐12秒0をマークした。

 主戦は「気合が乗ってきていい感じ」と手応えをアピール。柳江師も「動きはいつも通り。セーブするように指示はしたが、時計は思ったよりも速くなってしまった。でも、馬が気分良く走って時計が出るのなら問題ない」と合格点を与えた。右トモのつなぎに疲れが出やすい体質。それだけに追い切りを火曜日に前倒しすることで、レースまでの調整時間を取った。陣営の思惑通り、万全の態勢で臨めそうだ。

 持ち前のスピードでハナに立ち、そのまま押し切るスタイルで6戦全勝中。3戦目は中央のダート1200メートル(京都)に参戦し、2歳のコースレコードで1着。昨年暮れには全日本2歳優駿(川崎)を制し、2歳馬では史上初となるNARグランプリ年度代表馬に輝いた。

 父のサウスヴィグラスは根岸Sを制すなど、ダートの短距離で活躍した。血統的にも経験的にも初芝は気になるところだが、陣営はまったく心配していない。「芝では身のこなしが柔らかくて、手先の器用な馬がいい。ラブミーチャンにはそれがあるので大丈夫だと思う。未知の可能性にかけたい」と指揮官は自信たっぷり。笠松が生んだ偉大な先輩、オグリキャップ、オグリローマン、ライデンリーダー…。これに続けとばかり、7連勝で桜花賞の権利を獲得する。

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