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【きさらぎ賞】インぺり卓越センスある

 父も勝ったきさらぎ賞で飛躍を誓うインペリアルマーチ
 父も勝ったきさらぎ賞で飛躍を誓うインペリアルマーチ

 「きさらぎ賞・G3」(14日、京都)

 能力の高さは計り知れない。音無厩舎期待のインペリアルマーチが、新馬戦快勝の余勢を駆って、G3のステージへ。あか抜けた好馬体、抜群のレースセンスから、今後が楽しみな逸材だ。父母ともにクラシックホースで、半兄は昨年の皐月賞2着馬トライアンフマーチ。血統的にも一本筋が通っている。上積み十分の好素材が、無傷の2連勝を飾り、クラシック戦線へ名乗りを上げる。

  ◇  ◇

 センスの塊だ。548キロの巨体を誇らしげに、インペリアルマーチは淀のターフを躍動。良血馬らしい、センスのいい走りで見事にデビュー戦をモノにした。「まだ馬体が緩かったのでどうかと思っていましたが、よく勝ってくれました。調教ではカッとする面を見せていたけど、オンとオフの切り替えがうまいみたい。実戦での折り合いはスムーズでしたね」。期待以上の内容に、担当の橋本助手は今後への確かな手応えをつかんだ。

 03年の2冠馬ネオユニヴァースを父に持ち、母は97年の桜花賞馬キョウエイマーチ。半兄は昨年の皐月賞2着トライアンフマーチという、バリバリのクラシック血統だ。父はこのレースをステップに、世代の頂点まで登り詰めた。偉大な父が歩んだVロードをなぞるように、いざクラシック戦線へと突き進む。

 大型馬らしく、叩いた上積みは十分。栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、持ったままの手応えで4F50秒8の超抜時計をマークした。この数字には、陣営も驚きの表情。騎乗した東田助手が「全然やるつもりはなかったから、時計を見てビックリ」と目を丸くすれば、見届けた音無師も「(4F)53〜54秒台でいいと指示していたんだけどね」と困惑気味。だが全く無理をしていないその滑らかな動きに、指揮官の表情からは自然と笑みがこぼれた。

 無傷の2連勝へ。橋本助手も大きな期待を寄せる。「ひと叩きして馬体は締まったし、いい感じでガス抜きもできた。現段階でどこまでやれるか楽しみです」。真価を問われる2戦目。上積み十分の良血馬が、G3のステージで本物の走りを見せつける。

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