G1奪取へ、好スタートを切りたいフォゲッタブル
「ダイヤモンドS・G3」(14日、東京)
原石が輝きを帯びてきた。古馬となった超良血馬フォゲッタブルが、実りの年を迎える。ひ弱な体質のため、昨春のクラシックには間に合わなかったが、昨秋を迎えて一気に階段を上がった。セントライト記念3着で菊花賞の権利を取ると、続く本番では鼻差2着。ステイヤーズSで古馬を撃破して重賞初制覇を成し遂げ、有馬記念でも一線級を相手に4着と存在感を示した。
父は菊花賞馬ダンスインザダーク、母は天皇賞馬エアグルーヴ。異父姉アドマイヤグルーヴもエリザベス女王杯勝ち。セレクトセールでは2億5000万円で落札され、デビュー前から大きな注目を集めた。「血統だね。この時期にここまで出世するとは思わなかった。細マッチョのタイプで、心肺機能がどんどん上がっている」と市川厩務員も驚異の成長力に驚きを隠さなかった。
有馬記念後も栗東で調整を続けている。3日の追い切りで騎乗した武豊は「昨夏以来に乗ったけど、以前とは違う。トモがしっかりしてきた。今年はこの馬に期待するところは大きいからね」とパートナーに熱い視線を送った。目指すはG1のタイトル。大きな目標へ向けて、今年の第一歩を踏む。







