「共同通信杯・G3」(7日、東京)
主役アリゼオが美浦Wで最終追い切りを行い、軽快な動きを見せた。新馬→ホープフルSを連勝中の東のクラシック候補にとって、今回の最大のテーマは賞金加算。皐月賞(4月18日・中山)→ダービー(5月30日・東京)を納得のいく状態で使えるようにと、中間はここを目標に順調に乗り込んできた。レース史上7頭目の無敗Vがかかる一戦。自在性も武器に府中のターフで躍動する。
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力みのないフォーム、滑らかなフットワークが推進力を生む。レース史上7頭目の無敗馬Vを目指し、アリゼオが美浦Wで追い切られた。1週前に併せ馬で6F83秒9-13秒4と負荷をかけており、この日は4Fから単走で52秒5-38秒6-12秒7を馬なりと“静”の内容。舌がハミを越す様子こそ見られたが、ウッドチップを的確にキャッチして真っすぐに駆け抜けた姿が好調を物語る。
「調教師(堀師)からは仕上がり状態に合わせて反応を確かめて、との指示。走る気になっていました」と橋本助手はうなずく。前走後はほとんど疲れが見られなかったことから、優勝馬7頭がダービーも制しているこのレースを早めに目標に設定。厩舎で順調に調整を重ねてきた。「いい状態。力を出せます」と力強い口調で話した。
陣営は賞金加算を最大のテーマに据えている。クラシック本番はまだ先。それでも「賞金を上乗せするとあとが楽。皐月賞、ダービーをいい出来で使いたい。強い馬と勝負ができる状態で臨みたいですからね」と、結果次第では皐月賞へ直行する可能性もありそうなニュアンスだ。
新馬戦はメンバー最速のラスト3F34秒2の末脚を駆使。続くホープフルSは好位抜け出しで完勝。初戦で破ったヒルノダムールはその後、若駒Sをラスト3F33秒1で快勝している。
中身の濃いレース内容でのV2。今回もきっちりと結果を残したい。「自在性があるし、能力も申し分ない。楽しみです」と橋本助手は言い切った。東のクラシックNo.1候補が3連勝を飾って“全国区”へと躍り出る。







