力強い動きを披露したアルティマトゥーレ=美浦トレセン
「シルクロードS・G3」(7日、京都)
あと2戦での引退繁殖入りが決まっているアルティマトゥーレ。高松宮記念での有終Vを見据えた始動戦に向けて、きっちり態勢を整えてきた。
3日、美浦Pでの最終追いは単走。最初の1Fを15秒4でゆったり入ると、徐々に速度を上げて直線に向く。中間、奥平師が「テンションを上げ過ぎないように」と注意したように、最後まで馬なりのままだったものの、滑らかな脚さばきでフィニッシュ。迫力という点では物足りなかったが、それは前哨戦ゆえの仕上げだからか。
5F66秒8-38秒3-13秒0の時計を伝え聞いた藤原助手は「上がり重点の指示通り。順調に乗り込んでいるし、気性的にも久々を気にする必要はない」と久々の不安を打ち消した。「落ち着きもある。あとは輸送をクリアできれば」と、現時点では課されたテーマも無事にクリアしている。
人気を裏切った前走の京阪杯は「出遅れてリズムを崩した」と奥平師は振り返る。昨秋のスプリンターズSは1番人気を裏切り、5着に敗退した。G1奪取の機会はあと1回。残り2戦、ともに絶好調・横山典を起用したあたりにも、ラストチャンスへかける陣営の意気込みが伝わってくる。







