JRA通算1000勝達成を見据える安藤勝
「京都牝馬S・G3」(31日、京都)
偉業達成まで、あとひとつ。安藤勝は24日の京都12Rで、JRA通算999勝目をマーク。史上初の“JRA・地方双方での1000勝”に王手をかけた。
「いつもと変わらないよ」。あと1つに迫った大台にも、マイペースを貫く。1976年に笠松競馬でデビュー。地方では3299もの勝ち星を積み重ねた。「勝ったこと以上に、負けたことの方をよく覚えている」。トップを走り続けてきた勝負師は、そう振り返った。
JRAでの初騎乗は、80年5月11日の地方競馬騎手招待競走。のちに種牡馬として活躍するヤマニンスキーで、勝利を収めた。「当時は中央と地方は別物。うれしかったね」と懐かしそうに笑う。あれから30年。03年に地方競馬出身騎手として初めて、JRAに移籍。パイオニアとして競馬史に名を刻むと同時に、JRAを代表する顔に。そんな“アンカツ”も、3月28日に50歳を迎える。「まさかこの年齢まで乗っているとは思わなかったよ。あとどれくらい乗っていられるかな。年を取ると、体重を減らすのもしんどいからね」と、おどける。京都牝馬Sでコンビを組むザレマに「確実に走ってくれる」と期待を注ぐ。メモリアル・ウィークに名手の腕がさえる。







