柔らかな笑顔を見せる横山典
「東京新聞杯・G3」(30日、東京)
年を重ねても勢いは衰えない。09年はダービー制覇(ロジユニヴァース)など、年間を通じて活躍した横山典弘(41)=美浦・フリー。熟練したさばきは、さらに磨きがかかっている。
今年に入り、京成杯(エイシンフラッシュ)→AJCC(ネヴァブション)で重賞連覇を飾り、第1回中山では19勝を挙げてリーディング。年明け最初の開催としては自身最多の勝利数を記録し、驚異的な連対率46・7%をたたき出した。
「19勝といっても、2050勝(通算勝利数は2060勝)のうちの19勝っただけだよ」とあっさりしたもの。目前の数字にとらわれないのはキャリアのなせる業。平常心を維持することの重要さは理解している。先週のネヴァブションにしても「絶好調ではなかったけど、スタッフがよく状態を戻してくれた。普通なら去年の日経賞(7着)で終わっている」と自身の騎乗には一切触れず、復活へ尽力を注いだ陣営を評価。そこに慢心はない。
とはいえ、周囲が期待するのは3週連続の重賞Vだ。東京新聞杯では昨年のNHKマイル2着馬レッドスパーダとコンビを組む。「休み明けを使いながらのタイプ。順調に使えているんだからそれで十分」と短い言葉で信頼を口にした。根岸Sはビクトリーテツニー。「去年(6着)は前が詰まって追えなかった。距離は守備範囲。あとは状態が戻っているか」と末脚発揮の態勢が整っていることを願う。東京でも開幕週から大暴れとなるか注目したい。







