「京都牝馬S・G3」(31日、京都)
牝馬最強世代の一角がタイトル奪取に燃える。27日、最終追い切りが東西トレセンで行われ、初重賞制覇を狙うレインダンスは栗東DPで馬なりながらもスピード感たっぷりの動きを披露した。
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静の姿勢を貫いて、悲願の重賞奪取を目指す。昨年の2着馬レインダンスが、やわらかな日差しを浴びながら角馬場で入念な調整を行った。体をしっかりと温めた後、栗東DPに移動。序盤からゆったりしたペースを刻みながら、ハロン棒を通過。ラップが一向に上がる気配がないまま、4角に差しかかる。直線でも手綱を取る藤岡康は微動だにしない。栗毛の馬体はそのまま馬なりでフィニッシュラインを越えた。
派手なアクションはいらない。そう言わんばかりに藤岡康は「いいですね」と笑顔を振りまいた。5F68秒3-39秒0-11秒7に「5Fから15秒くらいのペース。余裕を残す感じで、と思っていました。少し指示を出した程度で、きっちり反応してくれましたね。出来は前走よりもいいんじゃないですか」と目下の充実ぶりをアピールする。
その京都金杯は勝ち馬から0秒1差の3着。「極端に馬場が悪いと心配だが、前走のような緩い馬場で結果を残してくれたことは大きいですね。以前は気性面が影響していたが、精神的にも成長している」と6歳にしてより安定した走りを求められるようになった。
ウオッカやダイワスカーレットなど、最強牝馬がずらりと並ぶ世代。07年の秋華賞で2着の実績を残すが、いまだにタイトルを手にしていない。「暑い時季よりも今がいいみたい。調子を取り戻してきているだけに、何とかひとつでも獲らせてあげたいね」と管理する宮師が熱い気持ちを込めると、「自厩舎の馬で」と弟子の藤岡康も気合が入る。今度こそ淀のステージを華麗に舞う。







