「京都牝馬S・G3」(31日、京都)
3度目の正直だ。ワンカラットのここ2走は、不利の連続。不完全燃焼の内容で、力を出し切れていない。クラシック路線を歩んだ3歳時が原石なら、古馬となった今はさらに磨きのかかったダイヤモンド。スムーズな競馬で、重賞ホースの本領を発揮。春の目標へ向けて、2度目のタイトル奪取を狙う。
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輝きを取り戻す。ワンカラットのここ2走は不運続き。スムーズな競馬で、今度こそ重賞ウイナーの底力を見せる。
叩き2走目で挑んだ秋華賞は7着に敗れた。加害馬ブエナビスタが降着となった問題のシーンは4コーナー。被害馬ブロードストリートの外で、この馬も挟まれる不利を受けて手綱を引っ張る場面があった。「完全に影響を受けたからね」。藤岡健師がぶぜんとした表情でレースを振り返るように、力を発揮できなかった。
前走の阪神Cもひどかった。これも降着馬が出たレース。16着に敗れたが、向正面でまともに不利を受けたことが影響した。「挟まれて、ごちゃごちゃしたので下げた。そうしたら掛かってしまって。レースになっていない。消化不良のレースばかりだよ」と深くため息をつく。
この中間は熱のこもった攻めが目に付く。前走は14キロ増の516キロだったが、意図的にシェイプアップを図ってきた。「太かったけど、体調がすごく良かった。今回はビシビシやっているし、出来もいい。(秋華賞時の)500キロ台になってくれたらいいけどね」。4着だった桜花賞が486キロの出走だったが、今は馬体も成長。古馬の風格を漂わせる。「馬体も大きくなったし、折り合いがつくようになって気性も成長した。あとは普通に競馬をしてほしい」。不利のない競馬で力を出し切ることを望む。
今春、狙うのはマイル女王の座だ。藤岡佑が「何とかヴィクトリアマイル(5月16日・東京)へ」と期待を込めれば、トレーナーも「ウオッカもいないし、今年のメンバーならチャンスがある」と意気込む。ただ、まずは賞金加算が先決。「ここは結果を求めたい」。うっぷん晴らしの復活Vを決める。







