「平安S・G3」(24日、京都)
復活へ一直線だ。最終追い切りが東西トレセンで行われ、ウォータクティクスが栗東坂路を力強い脚さばきで駆け上がった。昨年、6連勝でアンタレスSを制して以降は低迷が続いていたが、本来の出来が戻ってきた。レコードVを決めた舞台設定で輝きを取り戻す。根岸Sの予定を変更し、参戦するダイショウジェット。CWの併せ馬で遅れたが動きは悪くない。
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覇気が戻ってきた。ウォータクティクスは気合を前面に押し出して、栗東坂路を懸命に駆け上がる。ラスト1FでGOサインを受けると、最後までしぶとく脚を伸ばしてフィッシュを決めた。全体の時計はエラー表示だったが、3F39秒5-13秒0の数字で最後まで集中力を持続。池江寿師は「4F53秒5くらいだと思う。最後までしっかりと追えたし、ここ2、3走では一番いい動き。躍動感が戻ってきた」と復調を感じ取っていた。
昨年は6連勝でアンタレスSをレコードで制覇。一躍、ダート界の新星として注目を集めたが、その後は結果を出せずにいる。東海Sでは大差のしんがり負け。休養に入り、復帰を予定していたエルムSはじんましんのために出走取消。仕切り直しの白山大賞典は6着。前走のトパーズSも5着に終わった。この中間はしっかりと充電。立て直しを図った。
巻き返しへ調整は順調。トレーナーの表情も明るい。「結果として夏場は良くなかったのかも。冬場なので歩様は硬くなるけど、毛ヅヤはいいし、成績は冬場の方がいいからね」。鞍上は一番数多くコンビを組む藤田。「新馬戦の前から調教もつけてくれたし、この馬のことをよく知っているので」と信頼を寄せていた。
舞台はレコードを保持する京都ダート1800メートル。全力を出し切るには絶好の条件だ。「東海S、白山大賞典はコーナーが多過ぎて、馬がやめていたので、4つのコーナーになるのはいい。同型もいるので楽な競馬はさせてもらえないと思うが、いい結果を出して、フェブラリーS(2月21日・東京)に向かいたい」と池江寿師。見事に復活を果たして、大舞台へと突き進むだけだ。







