スラリとした長身で、得意のダンスでショーなどでの活躍が目覚しい雪組若手スターの大凪真生。最近は芝居でもメキメキと頭角を現しているが、その芝居や歌への思い、男役への思いをあますところなく語った。
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-ダンサーのイメージが強いが、自分としていま一番力を入れていることは?
「いまはお芝居というか、演じることにひかれます。以前は表現するのがスゴク苦手だったんです。ダンスも“きれいに見せる”的なもので、いま思うと、意味のある表現ができていなかった。“きれい”なだけで、決して魅力的ではなかったんです。ダンスをさらに魅力的に見せよう、歌をさらに魅力的に聞かせようと思うと、そこにはやはり“芝居”というものが共通項としてあるし、必要だと思うんです。だからいまは“芝居”が私にとっての一番の興味の対象であり、大切にしたいものだと思っています」
-得意のダンスでやってみたいことは?
「この前の『ソロモンの指輪』でストーリーのあるダンスを躍らせていただいたんです。物語を踊りで表現するということをまたやってみたいですね。やはりダンスは大好きですから」
-日本物の美しさも雪組の伝統のひとつ。
「これまで日本物には5回出演させていただいています。同期の中でも多いほうですね。大劇場よりもバウとかで多かったので、わりと出番も多く、立ち回りもやらせていただいた。死に方も段々オーバーになってきて(笑い)。経験というのは強いですね。身をもって感じています」
-目指す男役像は?
「あこがれるのは空気を変えることができる男役です。今回の公演に、専科の未沙(のえる)さんが特出されていらっしゃるんです。未沙さんが舞台に出られるだけで、場面の空気がガラリと変わるんです。もう未沙ワールドというか…本当にスゴイんです。セリフの一つひとつが頭に残るんです。いまは未沙さんを徹底研究中(笑)自分の出番がないときは、お芝居を見ています。そして私も人をひきつけられる男役になれればと思っています」
-新人公演も卒業し、これからは本公演だけでの勝負し、評価される。
「いままで時間に追われていた分、これからは自分を見つめる時間ができたと思っています。これからは本公演だけですが、常に“いま”を最高の時間にしたいんです。タカラヅカは私にとって憧れの世界だったし、夢の世界でもあり、目標の世界でもあった。いまそこにいるんだから、おばあちゃんになったとき“あの頃はすごかった!”と自分自身が思えるよう、濃厚な時間にしたい。そのため、いま自分にできることを精一杯やりたいと思います」
「宝塚フォト特集」では大凪真生が出演中の雪組のステージ写真を掲載しています。
大凪真生のプロフィール
◆大凪真生(おおなぎ・まお)◆ 7月20日生まれ、兵庫県西宮市出身。2002年宝塚音楽学校を首席で卒業。同年「プラハの春」で初舞台を踏む。しなやかなダンスで早くから注目を浴びる。07年「エリザベート」新人公演で大役皇帝フランツ・ヨーゼフを演じる。身長174センチ。愛称「なぎ」「しゅう」。







