少年隊の東山紀之（４９）が主演するテレビ朝日系ドラマ「刑事７人」（水曜、後９・００）の第２シリーズが７月期に放送されることが２５日、分かった。

　東山演じる、執着心が強く空気が読めない刑事・天樹が１年ぶりに帰ってくる。今作では、機動捜査隊に異動となった天樹が俳優・北大路欣也（７３）ふんする法医学者・堂本らおなじみのメンバーと警視庁最強の別動捜査隊を編成。超凶悪犯罪に立ち向かう。

　第２シリーズでは、東山の意見も反映された。役柄は「より一匹狼的になり事件に対して“悪魔のようなしつこさ”が出てきます。僕自身も今年で５０歳。“生ぬるくないもの”をやっていきたい」と気合を入れる。

　より権力にも立ち向かっていくという今作がスケールアップしたかどうかは「第三者の公正な目で見ていただいて頑張っていこうかな」と“精査”を要求。政治資金問題で揺れる舛添要一都知事（６７）が連発したワードを添えて意気込むと、北大路も「僕がその第三者となります」と掛け合い、笑わせた。

　今回も第１シリーズと同様、同局の人気刑事ドラマ「相棒」「警視庁捜査一課９係」と同じ水曜９時枠で放送。新たな刑事シリーズとして期待されるが、東山は「毎回毎回、大一番と思ってやっていきたい。その積み重ねがそうなれば」と“一話入魂”を誓った。

　他に高嶋政宏（５０）、鈴木浩介（４１）、吉田鋼太郎（５７）、片岡愛之助（４４）、倉科カナ（２８）が出演する。