SMAP、存続表明後5人初揃い

 SMAPが1月18日のグループ存続表明後初めて5人揃って収録したフジテレビ系「SMAP×SMAP」(月曜、後10・00)が8日、放送され、5人でサザンオールスターズの「涙のキッス」を歌い上げた。同番組での緊急生謝罪の3日後の1月21日に収録されたもので、1月13日に解散危機が報じられて以降、初めて5人揃っての収録だった。5人の歌声に、ネット上ではオンエア中から感動の声が広がった。

 メンバー1人が自分の好きな曲を選んで、5人全員で歌うという新企画「スマラブ」。草なぎ剛が選んだサザンの名曲「涙のキッス」を、草なぎのギター弾き語りによるアコースティック・バージョンで歌いあげた。草なぎが「カラオケでよく歌う」という楽曲で、ギターを始めて3年の草なぎが、練習用でよく演奏する曲で、「ぜひ5人で歌ってみたい」と選曲した。

 リハーサルでは草なぎのギターのチューニングがずれていたため、スタジオが笑いに包まれ、緊張した空気がなごんだ場面も。収録後、草なぎは、最初のパートの1人での弾き語り部分を振り返り「(緊張で)もう死ぬかと思いました」と苦笑いしていた。

 森の中を再現したような温かみのあるセット。スーツではなく、カジュアルな衣装を着た5人が、イスに座り思い思いのスタイルでしっとりと歌う。一度は空中分解しかけた5人の一つになった歌声に、ネット上では、放送中から「5人 涙」「涙のキッスすごいよかった」「いい歌をありがとう」「スタッフさん、これからも5人のSMAPよろしくお願いします」などと感動の声があふれた。

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