川島なお美さん 余命宣告受けなかった

 胆管がんのために54歳で亡くなった女優川島なお美さんの夫でパティシエの鎧塚俊彦氏が9日、TBS系の「中居正広の金曜日のスマたちへ」に出演し、川島さんが決して余命宣告を聞こうとしなかったことを明かした。

 鎧塚氏は川島さんの最期について、「女房の最期が、お医者様から眠るように逝くと言われてましたが…頭を上げて、僕を見て、魂を吐くように逝った」と振り返った。しっかりとした目つきだったそうで、「頼むわよ。しっかりね」と言われたように鎧塚氏は受け取ったという。

 がんが再発したという連絡を受けたのは7月8日だったことも明かした。中居が「その時の川島さんのご様子は」と尋ねると、鎧塚氏は「落ち込むということはなかった。今起こっていることをとらえて、じゃあ、どうすればいいか、治せるのか」という姿勢で向き合ったことを語った。

 鎧塚氏はまた、「女房は、余命宣告というのを一切聞かなかった。絶対聞かなかった」と明かした。その理由について鎧塚氏は「なんとか自分の力で良くしてやろうというのがあったと思う。あえて聞きたくないと思ったのでは。もう一つ。舞台は1年先とか決まる。事務所にもがんのことは言わなかった。倒れるまで言わなかった」と述べ、「もし宣告を受けていたら、その先の舞台知っていたのかと。余命宣告を受けたのに、舞台を言わずに受けていたのかと。女房ははってでも舞台をやると言ってましたから」と舞台にかける川島さんの胸中を代弁した。

 余命については再発が判明した時に鎧塚氏は聞いたそうで、「1年もちません」と通告されたという。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ジャニーズバックナンバー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス