岡田准一の主演作、世界的登山家も協力
V6の岡田准一(34)が、映像化不可能と言われた人気小説を映画化する「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」(2016年公開)に主演することが18日、分かった。
人生をかけてエヴェレスト登頂に挑むカメラマン役で、3月にネパール入りする。共演は阿部寛(50)、尾野真千子(33)らで、エヴェレスト山頂近くでのロケは邦画史上初。3人には億単位の保険がかけられ、文字通り命がけでぶつかる。
万が一の事故をなくすため、スタッフには世界的な登山家たちが選ばれている。
山岳アドバイザーは映画「植村直己物語」(1986年)で撮影隊隊長としてエヴェレストに登頂した日本山岳協会副会長の八木原國明氏(68)。同作では八木原氏ら11人の登山家やカメラマンが撮影隊を結成して現地での映像を収めたが、キャストは麓での撮影にとどまったという。
ネパールからは01年の米アカデミー外国語映画賞にノミネートされた映画「キャラバン」の主演で、シェルパの長老となるティンレー・ロンドゥップが出演。撮影を支える。