岡田准一、来年は20周年V6と役者業

 NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(日曜、後8・00)が、いよいよクライマックスを迎える。主演のV6・岡田准一(34)は、1年かけて黒田官兵衛の成長や生きざまを演じてきたが、その集大成として天下を狙う官兵衛の勇姿を見せる。きょう23日を含めて放送は残り4回。最後の見せ場「関ヶ原の戦い」を前に、官兵衛を演じた経験を、今後にどう生かしていくか。そんな思いを語った。          1年2カ月にも及んだ大河ドラマ「軍師官兵衛」への取り組み。撮影を終えた岡田は「幸せでした。これだけ大きな企画の顔として、仕事できたことは、経験として大きい」と振り返った。とりわけ、今回は時代劇という“文化”が見えたことが大きかった。

 「芝居する文化を知って芝居する」。こう力説した。若いころ、先輩の俳優たちから「時代劇ができる俳優になりなさい」と言われ、所作や乗馬、武道など時代劇の糧になるものに挑戦してきた。さまざまなアドバイスも受けてきた。これまで漠然とした手応えの中で演じてきたが、それが「官兵衛」を演じたことで一転した。

 「人物の歴史、時代背景、所作、道具などの“文化”を知ることによって芝居に反映させた。文化として演じることで、先輩たちの話していたことが、全部つながった気がする。もう一度やれば、確信に変わるかも」と言う。

 もちろん、これを自分のものだけにするつもりはない。「自分が年を重ねた時は、若い人にかっこいいと思われるような、時代劇文化としてやらなきゃいけない」と、後輩へ伝えていくつもりだ。

 今後も、役者とV6としての顔を両立させる。「今はV6の顔に戻ってますけどね」と笑うが、「自分の名前より大きな『V6』を背負っているし、俳優では、それをどれだけ見せずにいくかを考える。新しい作品に入る際も、まずゼロにしてから役作りする。来年はV6も20年。両立してうまくやっていきたい」と誓う。

 だが、その前に「官兵衛さんの人生をもう一度たどる。播磨から大分、そして福岡。最後は墓参りして終わります」。実り多かった経験をもう一度思い出し、報告にいくという。

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