中居が語るジャニーズの演技力の秘密
SMAPの中居正広がゲスト出演した16日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、ジャニーズ事務所所属タレントの演技力の磨かれ方について語った。
メーンコメンテーターのダウンタウン・松本人志から「持ち上げるつもりはないけど、ジャニーズの子はなんで演技うまいの」と水を向けられ、中居が出した答えが「踊りがあると思う」だった。他の俳優では「篠原涼子ちゃんなんかも本当にリズムを持ってるなって思います」と、かつてアイドルグループ東京パフォーマンスドールでダンスをしていた篠原の名前を挙げた。
この意見に「宮迫や」とダンスやダイナミックな動きを取り入れたネタが得意な、雨上がり決死隊・宮迫博之のことを思い出し納得。「確かにリズム感と演技はちょっと何かありますよ」と感心していた。中居正広も「踊りを先にやりますね。とにかく先に」と繰り返した。
反対に俳優がバラエティーなどで司会業をこなす点について、中居は「すごく分かれますね。うまい人と空気読めない人と」。その中で印象的だったのが「NHK紅白歌合戦」で司会として共演した女優の仲間由紀恵だったという。
「なんでこんなにできるんだろう」と感じた中居の分析は「多分、モードとして司会役な感じでやっている」。せりふや進行のタイミングをドラマに置き換えて、司会になりきることで優れた仕切りができるのではないか、とイメージしていた。
中居自身はまったく逆で、「僕は逆だった。芝居やる方が素にならないとできない」と告白。他の俳優の技術やパワーに追いつくためにそうしていていたといい、「司会とかやってる方が演じてる感じがしますね」と明かした。