関根勤、心臓手術報告「危なかった」

 冠動脈の狭窄(きょうさく)と診断され、5月2日に手術を受けたタレントの関根勤(62)が28日、TBS系の情報番組「サタデープラス」(土曜、前8・00)に生出演し、心境や状況などを語った。

 番組では緊急特別企画「一命をとりとめるまでの30日間に完全密着」として関根が「心臓ドック」を受診してから、手術をするまでの経緯を追った。

 関根は4月4日に同番組の企画で小堺一機(60)とともに「心臓ドック」を受診。ここでの診断で再検査を求められ、4日後にCT検査などを受けた。

 検査では冠動脈にコレステロールがたまり75%以上が詰まっている部分があること、動脈硬化につながる石灰化プラークができていることなどが判明。医師に「2~3年以内に突然、心筋梗塞で倒れていたかもしれません」と診断された。

 関根は思わぬ結果に「まず信じられなかったです。“どういうことか”と」と驚いたという。2015年11月に娘でタレントの関根麻里と夫で歌手のKとの間に第1子が誕生し、おじいちゃんとなっていた関根。「孫の成人式に出ないと。82歳までは生きなきゃいけない」と、大好きな甘いものを控えるなど健康には気をつけていただけに、ショックを受けていた。

 関根は開胸する大手術を想定していたが、実際にはメスを入れたのは2~3ミリ、時間は2時間ほどだった。カテーテルを使って血管にバルーンを入れて、細くなった部分を広げ、そこに特殊な金具「ステント」を設置する手術。実は手術中も意識ははっきりしており、関根は「すごいですよ、検査機器をみてるだけでも。『2001年宇宙の旅』みたい」とのんきに語っていた。手術直後に、すぐに自らの足で歩きトイレに駆け込む様子も放送された。

 VTR直後に関根は「あらためて見ると、ボク危なかったんですね。『サタデープラス』のおかげですよ」と感謝した。手術には夫人が立ち会い、術後に麻里や孫も病院を訪れたという。手術の翌日には退院し、その日の夕方にはラジオに出演するというスピード復帰も果たした。

 術後の血液検査や心電図で数値が改善されたことも報告。「次の目標はひ孫を見たい。みなさんもぜひ検診に行ってください」と呼びかけた。

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