女優の能世あんな（３６）が女優業を離れる決断をしたことが５日までに分かった。公式ホームページ（ＨＰ）で明らかにした。事実上の引退と見られる。能世は香里奈の姉としても知られている。

　能世は昨年末にＨＰで「年内をもちまして、女優業を離れる決断を致しました」と報告。理由として２０１４年から「ホルモンバランスの乱れからくる体調不良が続いていた」と明かした。これまでは「体調と相談しながら」ゆっくりと仕事を続けてきたものの、「しっかり改善していくためには根本的な日々の生活習慣を改善していく必要があるようです」と治療に専念したい考えを示した。

　能世は続けて、「人生の半分以上この世界にいてこの世界しか知らない私なので、それが自分から無くなることは正直寂しくもあり、悔しさもあり、名残惜しさもあり、沢山の不安もありますが」と後ろ髪をひかれる思いであることを告白。その上で「今まで知らなかった新しい世界を見てみるのも悪くないかな。と、意外と楽観的でプラス思考」と前向きにとらえていることも記し、「モデルから始まった芸能生活も今年で丸２０年、丁度いい節目です」とした。

　最後にファンに向けて、「今まで能世あんなを支え応援していただき、本当にありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくった。