【大場久美子 9】隠し持っていました。お腹のお肉
白状します。はい、確かに、隠し持っておりましたお腹のお肉。
自分では気づかなかったんですよね、太ったことを。知人が一緒に写った写真を送ってくれて…、写真見て「んっ!?」。私、太いと思いました。2カ月間で20キロ増えていました。食べていないのに、生活も何も変わっていないのに2カ月間で20キロ!
体調をうたがってまず病院であらゆる検査をしました。どこも異常なし。医師の最後の言葉「お年頃ですね」。ん?なんのこっちゃ。
そのうち自分で、くつ下が履きづらくなって、足の爪がお腹が邪魔して自分で切れなくなって、もう女優終わりだなと思いましたよ。おデブちゃんキャラでいくか、芸能界をやめるか本気で考えました。
そこへ何千人と痩せさせた某プロデューサーからのダイエット番組へのオファー。ダイエットのプロ集団が集まっている番組「出たい!」でも悩みました。ビフォー・アフターがありますからね。短パン履いて回転台に乗り、お肉を全て見せる撮影から、ですから。「一億人」の妹のキャッチフレーズで歌手デビューした元アイドル(一応…(笑))ですから(笑)。
プロデューサーに面接にいって、長時間本音でお話し合いをさせていただきました。番組に出る決心がついたプロデューサーの言葉「痩せなくて良いです。健康になってください」でした。息切れがして大根おろしすらすれない体になっていましたから、今までたまっていたモヤモヤが涙となってあふれ出ました。
番組のタイムアップは3カ月間。汗が出なく体を温めるとすぐにのぼせて貧血。心拍数を上げると苦しいので運動もダメ。ダイエットするにはダメダメ項目ばかりで、スタッフ、エステシャン泣かせでした。
ダイエット風景を撮影しながら、いろいろなカリキュラム、スリムビューティーハウスさんの痩身(そうしん)施術、家に帰ってからも自宅用痩身機器で眠っている間中も筋肉を動かしていました。
50代でのダイエット、痩身はハッキリ言ってきつかった。でもおかげさまで今では、人生初!階段かけ上がれます。