肉体派俳優に約3600万円の支払い命令 ビットコインの宣伝報酬の開示を怠り

 スティーブン・セガール(67)が、仮想通貨の宣伝に対して報酬を受け取りながらもその開示を怠ったとして、33万ドル(約3600万円)以上の支払いを命じられている。

 米証券取引委員会(SEC)が27日(木)に発行した命令文によると、セガールは2018年、オンライン会社ビットコインの初回発行を「見逃すな」などといった内容のメッセージをソーシャルメディアに投稿した。この推奨の報酬として、現金25万ドル(約2700万円)と同社のトークン75万ドル相当(約8000万円)が約束されていたことの開示を怠ったという。

 『沈黙の戦艦』で知られるセガール。有名人などが仮想通貨を宣伝する場合、それに対する報酬を受け取る事実の開示を定めた連邦法に違反したことになり、SECのサイバー部門のクリスティナ・リットマン氏は「投資者は、セガール氏がこの投資を推奨するにあたり報酬を受け取ったかどうかを知る権利があります。彼が中立的な立場かどうか判断できますから」「セレブリティ達は、適した方法で代償を開示せずにソーシャルメディア上で投資商品を勧めることは禁じられています」

 当のセガールは、SECの指摘を否定も肯定もしていない。受け取った報酬の返金ならびに罰金と利子として計33万448ドル(約3600万円)の支払い、及び今後3年は投資商品の推奨をしないことには同意している。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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