ケイト・ナッシュが先月30日、ロサンゼルスで銃撃事件に巻き込まれたために公演を中止するはめになっていたという。現在4作目のアルバム制作のためカリフォルニア州に滞在中のケイトだが、滞在先の一角に銃を持った男たちが現れたことで自宅から出られないような状態になっていたそうだ。「とにかく早く下に降りて、出来るだけ早く正面玄関の鍵をかけたわ。それで上に戻って、警報器を付けて家の中から出ないようにしたの」「ヘリコプターやサイレンンの音が午前5時頃まで鳴りやまなかったわ。すごく怖かった。あまり怖がりじゃないんだけど、銃には大反対なの」と当時の様子を振り返った。

　近隣住民がその男達に人質に取られるのを目にしたことでさらにその恐怖は増したそうで、デイリー・ミラー紙に「私たちは電気とか音とかどうしたらいいか分からなかったの。だって注意は引きたくないけど、誰もいないとも思われたくないでしょ。私の家にはけっこう大きな庭があるの。男たちは近所の人を人質にとったことで逃亡を始めていたから、私たちは隠れ場所を探して欲しくなかったのよ」と続けた。

　ケイトは当日、ガール・スクールで予定されていたライブを中止せざるを得ないことをツイッターで発表しており、「うちの近くでの予想外の緊急事態を受けて、警察から家の中にいるように言われたの。だから今は閉じこもっている状態で、DJをしに出かけられないわ。なんて言ったらいいのか分からないんだけど、すごく怖いし腹立たしいし、ガール・スクールに行けないことが本当に申し訳ないわ。残念ながら今は外出するのが安全じゃないの」と綴っていた。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）