ミック・ジャガー ボウイとの疎遠を後悔

 ミック・ジャガーはデヴィッド・ボウイと疎遠になっていたことを後悔しているようだ。一時期はとても親しく『ダンシング・イン・ザ・ストリート』でコラボするほどの仲であった2人だが、ミックによれば近年は連絡を取ることもなくなり、長年会っていなかったのだという。今月69歳の若さでがんのため他界したボウイについてミックはローリング・ストーン誌に「しばらく話をしていなかった人がこの世を去ってしまうととても悲しいものだよ。こうしてればよかった、ああしてればよかったって思うだろ。でもそれが現実なんだ。人生には奇妙なことがあるもんだよ」と語った。

 しかしミックは2人の良き時代を心に残しておこうと決めているそうで、「僕たちの友情の間には情報交換が常にあったんだ。それにある意味、競争心もあったんじゃないかな。でもそれがあり過ぎると感じたことはなかったね。彼が遊びに来た時には仕事の話をしていたもんさ。新しいギタリストや新たな作曲方法、スタイルとかカメラマンとかの話をね。僕たちはステージで大きなことをしたいっていう点においてたくさん共通するところがあったんだ。面白いデザインや語り口、個性の使い方とかね」「彼が僕のマネをすることもあったけど、彼はそれについてとても正直だったんだ。動きの1つを拝借した時には『これは君の動きの1つだよ、僕はやってみただけさ』って言ったもんさ。彼とは色んなことを共有したから、彼と何かを共有するのは全く気にならなかったね。お互い様だったんだ」と当時を振り返った。

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