ジェイソン名声から逃れるため脱退?

 ジェイソン・オレンジ(44)は名声から逃れるためにテイク・ザットを脱退したようだ。ジェイソンは2006年にグループが再結成してからというもの、ひげを伸ばしたり髪型を変えたりして人に見つからないようにしていたそうで、業界にいることで生じる「侵害」から逃れたかったため、バンド脱退を決めたのだという。英マンチェスターでジェイソンを見かけた際、一緒に写真を撮るように頼んだというファンの1人はザ・サン紙に「ジェイソンはその場で一番機嫌の悪い人でした。ちょっと写真を撮らせてほしいと頼んだら『ダメだ。この業界は俺を侵害されている気分にさせる』と言っていました」「ジェイソンは数人の若い女性たちを連れていました。私たちはかなり丁寧に写真をお願いしたんですが、彼は『ノー』の一点張りでした。私の友人はジェイソンをコンサートで見るためにかなりのお金を費やしているとまで伝えたのですが、ただ立ち去ってしまいました」と話している。

 1996年のテイク・ザット解散時、唯一ソロ活動をしなかったジェイソンは、今後は世界中を旅行して回りたいようで、グループ脱退を決めてからは気分が良くなっているとある関係者は話す。「ジェイソンは最初から参加したくなかったんです。彼はバックパッカーとして世界中を旅行するのが好きなんですよ。無名の人物としてね。それに自分のことを思想家と捉えているんです。今は自分の人生を取り戻したと感じています。これからはやりたいことをやれますからね」

 ジェイソンは24日、先週にゲイリー・バーロウ、ハワード・ドナルド、マーク・オーエンらバンドメンバーに脱退の意志を伝えたことを発表しており、今後テイク・ザットは3人組として続行されることになっている。(BANG Media International)

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