ケイト35年ぶりパフォーマンスを披露

 ケイト・ブッシュが35年ぶりにステージに立った。ケイトは26日にロンドンのハマースミス・アポロの舞台に立ち、1979年以来初となるパフォーマンスで22日間に渡って行われるツアーをスタートさせた。マドンナやリリー・アレン、ビョークらの顔ぶれも見られた観衆に向かってケイトは「どこ行ってたのよ?」と呼びかけ、バックボーカルとして参加した16歳の息子バーティーと共に感謝の意を表した。

 「ビフォー・ザ・ドーン」と名付けられたこのコンサートでは、アルバム「愛のかたち」からの1985年のヒット曲「ザ・ナインス・ウェイブ」の際にはスクリーンにケイトが巨大浮揚タンクの中で泳ぐ姿が映し出されるなど数々のハイライトがあり、有名振付師のアンソニー・ヴァン・ラストにより、ミュージシャンや俳優、そして魚の模型などを使用してステージで嵐の海を表現する演出もされた。

 ザ・デイリー・スター紙によれば、わずか数分間で10万枚以上のチケットを完売したケイトは、よりファンと「つながりを持てる」ことから小さめの会場を選んだという。また、ケイトはオフィシャルサイトで観衆に写真や動画を取らないようにも呼びかけている。「私たちは大きな会場やスタジアムではなく、意図的に小規模な劇場風の会場を選びました」「公演中に写真や動画を取らないでいただけたら幸いです」「私はiPhoneやiPad、カメラを通じてではなく、あなた達観衆とつながりを持ちたいのです。大きなお願いごとだとは分かっていますが、そうすることで一緒にその場を経験することが出来るのです」(BANG Media International)

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