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“エリカ様”健在、報道陣の質問を一喝!

 寺島しのぶ(左)と桃井かおり(右)のフォローに笑顔を見せる沢尻=東京・世田谷区の東宝スタジオ(撮影・田村亮介)

 女優の沢尻エリカ(25)が9日、都内で行われた5年ぶりの主演映画「ヘルタースケルター」(7月14日公開)の製作報告会見で報道陣からの質問を一喝し、怖〜い“エリカ様”の健在ぶりを示した。質疑応答の際、原作の漫画に過激な性描写があることから「どう表現するか?」という問いが出ると、「腹をくくって分かっている。質問自体がおかしい」とピシャリ。撮影済みの濡れ場で発揮された“女優魂”は、共演の寺島しのぶ(39)からも「テストから脱いでいるのは初めて見た」と感心されていた。

 一瞬にして鬼のエリカ様が復活した。会見前、「何でも聞いて下さい」とご機嫌だった沢尻だが、よみがえった“女優魂”を抑えきれなかった。

 「ヘルター‐」は、岡崎京子氏の漫画を原作に、全身整形の末、トップモデルに上り詰めたりりこ(沢尻)の生きざまを描いた物語。性描写もあることから、蜷川実花監督(39)に対し「原作の過激な描写をどう表現するか?」と質問が飛んだ。サッと顔色が変わった沢尻は、有無を言わさず“割り込み”。

 「原作が過激なのは分かって、腹をくくっている。その質問自体がおかしいです。どこまで再現できるか挑戦したい」と胸を張り、「見てて下さい。乞うご期待」と上から目線で言い放った。

 撮影での脱ぎっぷりはさすがのようだ。蜷川監督は「服を着ているシーンが不自然なシーンもある。編集でどうするか」と全裸も気にせず、役に没頭している様子を明かした。沢尻は「めんどくさい。R指定とかがあるので、もうちょっと隠してとかあるみたい」とあっけらかん。これには、数々の作品でヌードを披露したマネジャー役の寺島も「私はテスト(リハーサル)では脱がないけどすごい。ラテン系な人」と脱帽した。

 この日、エリカ様の突然の“ご乱心”は所属事務所社長を演じる桃井かおり(60)、寺島ら大御所がフォロー。役柄そのままに「本当に申し訳ない。もう少し柔らかくするように指導します」と苦笑いで“謝罪”した。桃井は「現場でずっとりりこでいてくれる。いいヤツですよ。そろそろ分かってあげて」と要請。沢尻の頑張りを認めたからこその言葉だった。

 07年9月、映画「クローズド・ノート」初日舞台あいさつで「別に…」を連発し、演技から離れただけに思いは深い。会見では「キャストのみんなに支えられてありがたい」と話し、感極まる場面もあった。エリカ様も涙も女優・沢尻の引き出しの一つ。すべてをさらけ出して、第一線に完全復帰する。

(2012年2月10日)

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